エレキット BM8真空管ステレオパワーアンプ (TU-870R)
 エレキット 6L6GC真空管ステレオパワーアンプ(TU-879S)
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改造なしで出力管の差替えが可能なハイコストパフォーマンス組立キットです。
価格:¥44,940¥38,000
※パワー管をKT88、KT66、EL34(6CA7)に差し替えた後、音質にこだわりたい方はご相談ください。

弊社スタッフ、主婦石川に組立を担当してもらいました。
ブツブツと独り言をいいながら仕事の合間をぬってコツコツ制作…、つ、ついに完成に至りました!
実際の音出しまではドキドキものでしたが、弊社オーディオショップ内にLPレコードの澄んだサウンドが響きわたったとたん、「ヤッターー!もっと作りたいー!!」と叫んでおりました。(^_^)

組み立て期間4日間にわたる制作レポートを下部にアップしました。
悪戦苦闘ぶりをお楽しみください。間違えどころの反面教師としても是非お役立て下さい(^_^)

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小振りながらパワフルな6L6GC真空管を使ったパワーアンプキット。パワー管は信頼性の高いエレクトロハーモニクス社製を新たに採用。改造なしで出力管の差替えが出来、真空管による音色の違いをこの1台で堪能できます。組み立て易さ、余裕のある出力、ノイズの少なさ等、2003年秋に限定販売された TU-879以降高い評価をいただいている点はそのまま継承しているハイコストパフォーマンスモデルです。

エレキット BM8真空管ステレオパワーアンプ (TU-870R)正面
エレキット BM8真空管ステレオパワーアンプ (TU-870R)背面
【特徴】
●改造なしで、パワー管をKT88、KT66、EL34(6CA7)に交換して音色の違いを堪能することもできます。(交換用の管球は付属していません。市販品をご利用下さい。)※KT88、KT66、EL34(6CA7)に差し替えた後、音質にこだわりたい方はご相談ください。
●TU-877(KT88アンプ)など従来の同クラスのモデルよりもかなり小型化しましたが、出力トランスは大型のものを採用。余裕のある音を約束します。
●トランスの次に音質に影響を与えるコンデンサにもこだわりました。カップリングコンデンサにはポリプロピレンフィルムコンデンサ(従来はポリエステルフィルム)を、また電解コンデンサはすべて低ESR品を採用し、過渡特性の向上を図っています。
●徹底したハム対策により、当社モデル最高のSN比が得られました。
●入力は2系統、ピンジャックは金メッキ品。

【仕様】
●使用球:6L6GC×2、12AX7(ECC83)
●定格出力:8.5W + 8.5W(8Ω負荷時)
●適合スピーカー:3.2〜5Ω、6〜16Ω
●残留ノイズ(8Ω時):0.26mV (WIDE)、 0.035mV (IEC weighting)
●SN比(8Ω時):90dB (WIDE)、 107.5dB (IEC weighting)
●周波数特性(-3dB):20Hz〜43,000Hz
●入力抵抗:75kΩ
●定格入力:430mV
●入力端子:ライン入力×2系統 (RCAジャック)
●電源:AC 100V 50/60Hz
●消費電力:70W
●サイズ:W154×H140×D400mm(突起部を含む)
●重量:約6.5kg
※外観及び仕様は予告なく変更となる場合がございます。
※2005年10月31日発売

主婦石川の制作レポート
アンプできた!ヽ(^◇^*)/ワーイ

今まで高級オーディオだとか電気系統とは全く無縁、知識もゼロの普通のパートのママ生活を送っていたのに、今回無謀にもこの私が制作にチャレンジさせていただきました。

性格はざっくり、面倒くさいのでマニュアルは読まない、と、たいそういい加減な私ですが、今回は一応仕事ですし、何とかガマンして私なりに最大限マニュアルを読みつつ制作しました。
割と手先は器用な方だと思ってるので、自信は満々です。

1日目 準備〜基板の組み立て開始 (作業時間1時間半)
しかし、何しろアンプ制作どころか、ハンダ付けもほぼ初めて(昔アクセサリー作りに使おうとしたがハンダ付けがうまくできなくて断念した経験あり)、とりあえず、そこらにあった抵抗の失敗作(弊社工場で作ってるやつ)を数本つないでなんか変なものを作ってみました。

ハンダ付けって、ハンダだけ溶かしてつけるんじゃなく、ハンダ付けする相手側も暖めてやらないと乗らないということを初めて知った石川でした。(゚0゚*)ホホーーゥ!!!

それではいよいよEKジャパンさんから届いたキットとご対面。
けっこう重いです。開けてみると何やらいろいろ詰まっております。わくわく。
大量の真空管検査ですっかり私にはお馴染になった6L6GC EHの箱も見えてます。



まずは説明書片手に、工具を集めます。さすがに何でも揃ってるうちの会社…。
ハンダごて台のスポンジには忘れず水を含ませてね。
途中でハンダがコテ先につきすぎたりした場合に拭うためのものらしいっす。
それから写真にはテスターがありませんが、持ってたら良いらしいです。(どこで使うのか判らず使わなかった石川…)
社長がせっかくだし良いハンダ使おうと持ってきてくれたオーディオ用無鉛銀ハンダSR-4N
わが社で扱っております。と営業も忘れず、っと。
他のハンダ使ってないので比較はできませんが、使いやすいし美しい銀色に仕上がるのでハンダ付けプロになったような気がしてとても気分良いです。



それから、説明書には無いが、すべて作り終えた石川が初心者にお勧めする必須工具はこれ!
ケーブルストリッパー!&ハンダ吸引機!
 


これがあると無いとじゃ作業の効率大違い。初心者、特にそそっかしいアナタには必須!

さっそく作業に取り掛かります。
まずは基板の準備から。A・B・C・D・Eとつながっている基板をすべて折り取ります。
途中で割らないように注意してね。
一番大きなA基板を裏返して説明書通りの場所にハンダ付けします。
(ちなみにもう一台のキット(6BM8真空管ステレオパワーアンプ TU-870R)を上司の11歳のお子様が組み立てた際、この工程を忘れちゃったらしい、お忘れなく!)
どきどきで、社長や上司に聞きつつ恐るおそるトライする石川。で、下準備はできました。
○で囲んであるところがハンダ付けした部分。



もうちょっときれいにすれば良かったかも。ま、いっか。

そしていよいよ、いろんなパーツを取り付けていきます。
しかし!一つ目のダイオードがなかなか見つけられない石川。
だって、説明書の図と実物の縦横の比率が全然違うんだもん。
 

説明書の図(長くないですかこれ)

実物(だって随分短いじゃんこれ)

こんな違いで見つけられないのは私だけでしょうか…?
だっていっぱいいろんなパーツあるしぃ、ダイオードってどんな物か見たことないんだもーん。
というわけで、黒くてそれっぽい形状の物をようやく見つけ、念のため周りの人に「ダイオードってこれ?」と確認後ようやく設置。

しかしその後は順調にそれぞれのパーツを見つけ、着々と作業は進む。
カーボン抵抗と酸化金属皮膜抵抗を取り付けます。
いくつか付けていくうちに、ハンダ付けにも慣れていき、「うまいっ!いや〜うまいねっ!」と自画自賛。ハンダ付けは楽しいな〜!


すべての抵抗取り付け完了の図

失敗 その1
その後、ヒューズホルダーを取り付け、ヒューズをはめ込むのですが、0.3Aのものと2Aのものがあるのに気付かず適当にはめ込んでしまいました。
(マニュアルはちゃんと読みましょう)
後日組立時に説明書を読み返して間違ってることに気付いたので良かったけどヒューズはよーく見ると銀色部分にうっすーく「0.3A」「2A」と彫りこんでありました。


ヒューズホルダは裏面(ハンダ面)に取り付けます。この時点ではヒューズ間違えてつけてます…

ベースピンを取り付け、初日はここで終了。
ここまで1時間半かかりました。
2日目 電解コンデンサとFET取り付け(作業時間1時間半)
1回目からしばらく仕事が忙しく、2週間ぶりに作業再開です。

前回取り付け残したベースピンの残り3本を取り付け、
電解コンデンサの取り付けにかかりました。
取り付け方が、表から付けたりとか裏から付けたりとか、+−の方向とか
いろんな注意が必要ですが、マニュアルに従ってやればいいので特に問題なし。

この電解コンデンサですが、マニュアルには
『足が長い方が+(プラス)』としか書いて無いのですが、
その場合足の長さ切っちゃうと判らなくなっちゃいますよねー。
本体にシルバーのラインが入ってる方に付いている足が−(マイナス)だそーです。
(作業に一生懸命になりすぎて写真を撮るの忘れました…)

失敗 その2
で、取り付けた後こんどはFET。と思ったら問題発生!
よーく見たら本日取り付けたベースピン、表裏逆に取り付けてるではありませんか!
がっくん。しょうがないのでまたハンダごてで暖めて取り外したのですが、ピンがハンダでガビガビ?。。表側につけるのにものすごーく苦労しました。。
マニュアルはちゃんと読みましょう(2回目)
何とか付け終わり、ようやくFET取り付けし、本日はたったのこれだけの作業でなんと1時間半!
失敗の回復にものすごい時間ロス。

今日の成果はこれだけ。コンデンサは本体シルバーの方が−です。
3日目 配線〜ソケット〜基板できあがりー(作業時間4時間半)
2日目にあまりに捗らなかったため、今日はがんばるぞーと始めた私。
なのですが、いきなり…。
失敗 その3
本日の最初の作業はパワースイッチ用のコードの配線。
コードを指定の長さに切り、両端の被膜を剥いてハンダ付けするのです。
そしたらや、やばい…線を間違えた…こんな太い線じゃない…

シールド用の線(中に赤と白の線が入ってるやつ)をねじねじして
ハンダ付けまでしてしまいました。。。

あははは…。何かハンダ付けしにくいと思った…。
だ、だって素人だし、みんなおんなじ色だから判らないよねー…。…ささ、気を取り直して

本当はこれが正しい線なのでした。
しかし正しい線も短く切りすぎ、ちょっと焦る石川。

そして被膜を剥くのはとても素人の自分には難しいし時間かかり過ぎ…。
社長に言ってストリッパーを借りたところ、とっても簡単〜らんらん。はやく使えば良かった。
それから、コードの先をハンダ付けするのはやりにくい。
右手でコードを持って、左でハンダごてを持って…、あら?ハンダを持つ手がもう一本必要じゃないのー??
困った石川は下記のようなコード用ハンダ付け専用クリップを用意しました。

これでコード類のハンダメッキはばっちし
青い線はハンダ付け過ぎると穴に入らなくなるので注意!!

その後しばらくはソケット、LED、フィルムコンデンサ、トグルスイッチと順調に取り付け完了(夢中でやってて画像取り忘れました)。

ボリューム用コードのハンダ付けは手早くしないと。
被膜が溶けちゃったよー

トグルスイッチもついて何となくサマになってきた
 

そして、またしても…失敗 その4
さっき間違えて短く切りハンダ付けしたシールド線。これは使えないので破棄だ。
そして手元に残ったのは140cm弱(本当は50cm×3本必要)。足りない…まずい…。
しかし、だいじょぶだいじょぶ、何とかなる!と、何の根拠も無いのにとても前向きな石川はそのまま作業を続行。
そして、また間違えました。

これ、↑何がおかしいのでしょう?
答えはCMの後。

マニュアルによると『シールドの両端の被膜を2cmむく。白と赤の線の見えている長さの半分くらいをむいてはんだメッキし、アミ線もよくねじり合わせて、はんだメッキする(3本の両端とも)』とあるのですが、石川は、ほほぅ、つまり最終的に全部合体すればいいのね。と実に自分勝手な解釈を加えてしまったのでした。
そして上のような線が全部で3本できあがり〜。

しかし次の段階で、それぞれ別の穴に配線しなきゃいけないらしいということに気付いた石川なのでした。
マニュアルは最後までちゃんと読みましょう(3回目)。

本来の正しいシールド線ハンダメッキの姿。

こうして、ただでさえ短かったシールド線はさらに短くなってしまったのです。
ここまで来るとステキとも言いたくなる失敗を繰り返した石川ですが、
その後ACコード、電源トランスなど順調に取り付け、ようやくメインのA基板が完成!

苦節7時間半 次回はいよいよシャーシに組み込みだっ。


近くで見るとこんな感じ。

本日の作業時間。失敗と回復作業含め堂々の4時間半!
4日目 シャーシへの組み込み〜とうとう完成!(作業時間4時間)
今日の最初の作業は残っていたB基板、E基板の組み立て。
作業にもすっかり慣れてきたので、さっさと済ませ、いよいよシャーシへ取り付けです。
一応取り付けが間違っていないか(かなりいい加減に)確認。

これで全ての基板が完成です。

シャーシに基板を固定、出力トランスの取り付け、配線をします。今回は難関が一つだけありました。
メインシャーシに基板を固定する際、トグルスイッチ部分をナットで留めるのですが、その高さが非常にタイトでどうしてもナットがはまってくれない!うえーん。
2人がかりで30分近くかかってようやく留めることができました。

この部分です。少し傷がついてしまったけど、
後でシールを貼る箇所だったので気にする必要は無かったみたいです。

後で気づくことになるのだが、どうやらシャーシと電源トランスの間に、なんかのコードが挟まっていたので、それで浮いてて留められなかったのかも。
「シールド線をはさまないよう注意」ってマニュアルにも書いてあるので、注意したはずなのですが、別のコードが挟まってました。。。いろいろと不手際の多い石川・・・。

メイン基盤をシャーシに取り付けたところ。

メインシャーシに基盤を取り付けた後は、出力トランスとリアパネル、B基盤も取り付けます。
心配していたシールド線(短くなり過ぎちゃったもの)の長さも割と余裕で間に合い、サクサク作業は進む。

ターミナルに配線中の図。完成目前だっ!

この日はハンダたっぷりの箇所が何箇所かあるし、もう完成間近なこともあり熱中してやってしまったため、
ハンダの煙を大量に吸い込んでしまい、気持ち悪くなった石川でした。
とても体に悪いので、気をつけましょう。(換気をしながら作業しましょうね)
ボトムパネルのインシュレータはあまり分かんないけどなんとなく4点支持の点置きにしてみました。

ほとんどできた!後はボリュームのつまみとシールを貼って・・・(デスクの上汚すぎ・・・)

そしてとうとう完成でーす!やったーばんざーい\(^o^)/
えーっと何時間かかったんだっけ??計算してみたら・・・11時間半!かかりすぎですけどー。ちょっと失敗しすぎ。
でも最後までとっても楽しかったです。愛着も湧くし。名前とか付けたくなっちゃいますよね。

完成?!かっこいい!エレ吉1号って名前にしよう!(←すでに2号3号も作るつもりでいる)


裏から見たところ。自分で作ったと思うと愛着が湧くよ。

このマニュアルはネットなどの評判どおり本当に丁寧に書いてあるし、ハンダ付けもすっかり慣れてしまったので特に難しい作業はありません。
そう、ちゃんと読めば何も問題は無いはずなのです。
ですので、石川以外の普通の落ち着いた人なら、大丈夫だと思います。

さっそく下のショールームに持っていって音を聴いてみました。
なんかぜんぜん安っぽくないしいい音!自分で作ったし!なんか会社に置いとくの惜しくなってきた。
皆様、ぜひアムトランスのショールームにエレ吉1号の音を聴きに来てくださいね。

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エレキット ラインアップ
6L6GCシングルステレオパワーアンプ
6L6GCシングルステレオパワーアンプ
ショールームにて試聴可/制作レポートあり
2A3シングルステレオパワーアンプTU-8230【完成品】
2A3シングルステレオパワーアンプTU-8230【完成品】
ショールームにて試聴可

パッシブコントローラについての雑誌記事内容
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