ケーブルのお話 その名はProblem Solver(問題解決者) YJブログ

だいぶ朝晩が涼しくなりましたね。

ワンコとの朝の散歩が楽しい季節です。

今回はRCAケーブルの第二弾です。先日、大好きな金メッキ単線で制作しご満悦だったのですが、師匠からケーブルも大切だけどノイズを遮断することにも目を向けてみれば、、?とささやきが、、

で借用したのがProblem Solverなるもの。ケーブルにルンダール社のトランスを仕込んでます。

その名は「 LUNDAHL ルンダール LL6810 プロブレム・ソルバー」LL6810がアイソレートしてくれます。

で試聴です。今回はCDとアンプ間、P/Pアンプとシングルアンプそれぞれで聞いてみました。

P/Pアンプ:ベールが剥がれたと言うか楽器や音の粒だちがはっきりとし前後が広がり空気感が増して浮き上がって聞こえます。口の動きまで見えてます❗うわ~。低域のブーミー感が減少。たまに表れていた高域の鋭い表現が穏やかになり演奏者が近くなった印象です。

シングルアンプ:P/Pよりも変化をより顕著に感じます。音に付帯していたモヤモヤが無くなり彫りが深く音が分離してはっきりと聞こえます。低域は弾み、ボーカルや弦、管楽器にキツさの無い艶が乗ります。これは凄い!戻せなくなるかも、、、

師匠は罪なことに市販されていないバージョンも貸してくれたのです。その子はLL6810を金メッキ線で仕上げたトランス

「LL6810 AU」 AUですよ、金メッキ線バージョン! 1セットしかないお宝だそうです。

コイルの色が違いますね~(上がAU仕様) LL6810の変化にでさえ震えているのに、、恐る恐る試聴します。

P/Pアンプ:全ての音域がより生々しく立体的になっており艶が乗り響きをより美しく感じます。埋もれていた音をまたまた発見!!より低域がキレイと言うか更に低い音域を感じます。高域はさらに磨かれて、まったくキツさが無くそれでいて透明感や厚みが増した印象。ボーカルは口の中の様子まで見えるようです。美しく綺麗になったのでギトギトな質感を感じたい音楽では大人しい印象と感じてしまうかも。

シングルアンプ:これはもっと顕著ですね。ノーマル仕様に比べ張りと艶が乗ってます。低域は豊かで締まって深く沈み込み、ボーカルや楽器に生々しさを感じます。ここでも、埋もれていた音や表現が浮き上がり驚きました。とにかく響きや余韻が美しく、息使いを近くに感じます。これはいけない。聞いてはいけなかった。問題解決者が新たな問題を突きつけましたね。まあ非売品だから手には入らないしあきらめつくか、、

結局、悩みに悩み「 LUNDAHL ルンダール LL6810 プロブレム・ソルバー」をシングルアンプに導入。先日制作したRCAケーブルをP/Pに使用で決着。今までケーブルの導体や材質、形状等にこだわり、好みの音質探求や変化を求め楽しんできましたが、この子はかなりの課題を一発で払拭。ケーブルにつぎ込み過ぎたか、、。

「何も足さない、何も引かない」ルンダールトランスと ルンダール社のphilosophyに感しゃ~。

コチラを参照して下さい。(2本必要なのです、、すみません)

音質の印象は個人の見解です。