12AX7 ヴィンテージ管聴き比べ YJブログ

秋も深まり朝晩の寒さが身に染みてきましたね。ワンコとの朝散歩がちょっと億劫に感じ始めたこの頃です。
今回は、12AX7ヴィンテージ管の聴き比べです。

SP:16cm2Way同軸 CD:マランツ AMP:シングル
普段使用している12AX7はELECTRO-HARMONIXです。この子の音色との比較も含めて聴いていきます。
で、この子の印象ですが音像は中心にまとまり高域が明るめです。余韻をキレイ感じますがあっさりさっぱりとやや軽め。弦楽器では響きがもう少し欲しいかも。低域はふくよかな感じではなく締まりがあり乾いた響きが心地よいです。私はポップスやロックを聴く割合が多いのでこれを使用してます。

右から SYLVANIA、RCA、松下、Tung-Sol

SYLVANIA
高域:刺さるような響きが消え柔らかい表現。その分陰影というか立体感を感じる表現が少し薄れますが、硬質的な響きが薄れ聴きやすい優しい音です。
中域:ふくよかに厚みが増してピアノや弦楽器の響きが豊かです。ボーカルは肉質感が出た印象。
低域:柔らかく太くなった感じです。ベースの弾け方や響きが心地よいです。欲を言うと上下の音場の広がりがもう少し延びればな~

RCA
高域:艶と響きが印象的で空気感や空間を感じます。やや緩く乾いた印象にも感じますが聴き疲れしない音質です。
中域:楽器やボーカルが粒だち混ざらず心地よく感じます。
低域:響きが豊かで弾む印象。緩んで甘いという訳ではなく下までの伸びは感じます。音場はまとまっていて上下は広がりを感じます。

松下
高域:きらびやかさと鮮明さを感じる表現。キツくはなく澄みわたる空気感を感じます。美しいな~
中域:くっきりとして弦楽器は1本1本ピアノは1打が感じ取れます。ボーカルははっきりとして明快です。
低域:力強くて締まりがありかつ弾力も感じます。力量を落とさず下まで表現して爽快。音場は上下左右に広がりとても心地よいです。国産を再評価しました!すごくいいです。

Tung-Sol
高域:やや硬質ですが艶があります。少し荒く感じる表現もあり余韻の消えかたが独特です。空気感は絶妙で広がりと奥行きを感じます
中域:さ行がやや強調される印象です。弦楽器やピアノを硬く感じシーンもありますが、ボーカルのかすれや奥行きの表現が魅力的
低域:ふくよかではないですが、響きや余韻の表現をキレイに感じます。全体のバランスは良いのですが、もう少し厚みがあれば、、

音質の印象は個人の見解です。